トルコ語習得

トルコ語の i,İ,ı,I,l,L,1,|,は全て別物の文字ですよ?どう違うんですか?

トルコ語独特の母音文字「イ」の白文字 の画像
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トルコ語には、よく似た文字があります。

i, İ, ı, I, l, L, 1, |
これらは、似ているようで、全部別の文字なんです。

この記事では、それらがどう違うのかについて解説しています。

i, İ, ı ,I ,l ,L ,1 ,| の違いについて。

互いによく似た母音文字

「ı(小文字) I(大文字)」と,
「 i (小文字)、İ(大文字)」との2種類の母音文字があります。

「ı(小文字) I(大文字)」は、トルコ語独特の発音です。
「エ」の口をして、「ウ」というような母音です。

一番わかりやすいのは、犬や狼が起こった時のように、
鼻にグーッとシワを寄せて、
「ウー」っとうなってください。

それが、「ı(小文字) I(大文字)」という母音文字の発音です。

「 i (小文字)、İ(大文字)」は、はっきりとした、「イ」の母音文字です。
つまり、「イ」の口をして、「イ」という音です。

母音調和の法則を理解するときにも、この母音の区別は重要なので、
単に文字の形が似ているからといって、一緒にしないでください。

文字の上にドットが有るか、無いか、だけで、全く別の母音を意味します。
「i 」の大文字が 「I」なのではないんです。
「ı(小文字)」の大文字はあくまで、「 I(大文字)」であって、
小文字にしろ大文字にしろ、文字の上にドットがありません。

「 i (小文字)」の大文字はあくまでも「İ(大文字)」であって、
小文字にしろ大文字にしろ、文字の上にドットがあります。
大文字なのに、文字の上にドットがあると、変な感じがしますし、
「間違ってんじゃないの?」って思ってしまいますが、
これは間違いなのではありません。
大文字でも、iの大文字は、ドットをつけないと、逆に間違いです。

例えば、トルコ語で「イスタンブール」は、İstanbul と書くのが正式であって、
Istanbulと書くと、間違いです。
ちなみに、Istanbulと書いてあるのをトルコ語式に読むと、
「ウスタンブール」という、なんとも間抜けな発音になってしまいます。

l, Lについて。

「ı」母音文字の大文字である「I」は、
L(エル)の小文字である「l」と非常に似ています。
手書きで、ブロック体でかくと、区別がつきません。

なお、トルコ語の文字で、「ı」母音文字の大文字である「I」を書く時、
上と下に横棒を付け足して、「工場」という漢字の一文字目のような、
「工」みたいな文字にすることはありません。

あくまでも、「I」のトルコ語の文字は、
単純に一本の棒杭のように書くだけです。
決して、2本以上の棒にすることはありません。。

敢えて、カッコ付けて、上と下に横棒を付け足して
「工」みたいに書いたみたら、
「なんだこの文字?こんなのあり得ない」といって、
トルコ語の語学学校の先生に、訂正させられましたことがあります。

小文字のエル「l」と大文字の「I」を区別するためには、
小文字のエルの方を工夫します。筆記体のように、細長いリボンみたいなんを書くか、
右下にちょろっと蛇足みたいなんを付け足して書くかして、
この文字は「エル」なんですよ、と主張させます。
ちなみに、トルコ語では、「エル」という文字を「レー」と呼びます。
アラビア数字の「1」について。
トルコ人が書く数字の「1」は、なんとも滑稽な形をしています。
なんというか、ギリシャ文字の「ラムダ Λ 」みたいな、
「レ点」の上下逆みたいな形をしています。


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私達が強調して書く時に「1」の頭に付けるわざわざ付ける
帽子みたいな部分が、
数字本体と同じ大きさくらいあります。

トルコ人が書く数字は、
私達が使う数字とは、かなり違った形をしているので、
彼らが書くアラビア数字を判読するには、かなりの慣れが必要です。
とくに、数字の書かれたレポートを受け取る時には、
かなり気をつかう必要があります。

ちなみに、「0123456789」を「アラビア数字」っていいますけど、
当の「アラビア語圏」では、この数字を使いませんけどねー。
彼らは「ゼロ٠  イチ١   ニ ٢   サン٣   シ٤   ゴ٥   ロク٦   ナナ٧   ハチ٨   キュウ٩」という独特の数字を使います。
「九」しか似てませんよね。

「|」について。

最後に、これはトルコ語というわけではないですが、
コンピュータ言語で、文字区切りの記号として、「|」使うことがあります。

i, İ, ı ,I ,l ,L ,1 ,| の違いに関するまとめ

トルコ語独特の母音文字「イ」の白文字 の画像

  • 「i」の大文字が「İ」で、その発音は、はっきりとした「イ」である。
  • 「ı」の大文字が「I」で、その発音は起こった狼のように鼻にシワを寄せて発する「ウ」である。
  • 「l」の大文字が「L」で、子音文字、トルコ語では「レー」と呼ぶ。
  • 「1」はトルコでも使われるアラビア数字で意味は同じく「イチ」である。
  • 「|」はコンピュータ言語領域でつかわれる区切り記号である。

どの分野を勉強するにおいても、
何かを学習するときには、常に、
【これまでに自分が習ったこと】と、
【新たに今回学んだこと】とを比較し、
【それぞれの違いを明確に認識する】ことが、
正しい理解、記憶につながります。

こういった情報を上手に活用して、
生活にお役立てください。

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