トルコ「先生の日Öğretmenler Günü(2017年11月24日)」とは?

先生の日Öğretmenler Günü (24 Kasım 2017) トルコ イスタンブル 教師の日

トルコのリオンです。

あなたのお気に入りの先生は誰かいますか?

先生というのは、とても重要な存在ですよね。


トルコでは、「先生の日」というのがあります。

この日は、トルコ全体で、
お世話になった、あるいは、お世話になっている先生に
感謝の気持ちをあらわす機会になっています。

先生は、自分の人生に重大な影響を与える

良い意味でも、悪い意味でも、先生というのは、
自分の人生に重大な影響を与えます。

自分が何か得意な教科を持っている場合、
たいてい、過去に良い先生に出会っているかと思います。

逆に、嫌いな教科、不得意な教科がある場合、
最悪な先生に出会ったということもあるでしょう。

本来、教育というのは、非常に重要です。

どういうわけか、日本では、
【記憶重視の教育はダメだ】みたいな
なんの根拠もない理論が叫ばれて久しい気がしますが、
基本的なことは、なんでも覚えていかないと、
発展も応用も何もありません。

文字、熟語、漢字を覚えないと、
文章を読めませんし、

英単語を覚えないと、英文を読んだり、
英会話を理解できることなんて無理です。


歴史の基本的な年号を覚えておかないと、
歴史の流れを理解することは不可能でしょう。

化学式だって覚えておかないと、
化学なんて、何もわかりやしないでしょう。


数学だって、原始関数を覚えないと、微分方程式は解けませんし。

覚えられるものは、なんだって覚えていったらいいんですよ。

生徒のやる気を削がない先生に出会えると、最高ですよね。

生徒一人ひとりに、愛情を持って教壇に立っている先生が居るのをみると、
とてもほほえましく思えますね。

トルコの「先生の日」とは?

(↑googleの検索画面のトップ画像が、トルコでは、「先生の日」仕様になっています↑)
ところで、トルコでは、「先生の日」というのがあって、
日頃お世話になっている先生に、毎年11月24日に、
プレゼントをするのが習慣になっています。

一番多いプレゼントは、「お花」でしょう。

私が語学学校に通っているときに、
生徒が先生にお花を渡していました。

先生の日(Öğretmenler Günü)の由来とは?


トルコ建国の父と呼ばれている「ムスタファ・ケマル(アタテュルク)」さんが、
1928年11月24日にトルコ全土の学校の校長という称号を受けたのを記念して、
11月24日が「先生の日」として制定されました。

「ムスタファ・ケマル」はありとあらゆる改革を行いました。

それまで、トルコ語の表記はアラビア文字でなされていましたが、
それを、ラテン・アルファベットで表記することにしました。

右から左へ書いていたアラビア文字を、
左から右へ、英語やスペイン語などのように、
ラテン・アルファベットを使うという風に変えたわけです。

まあ、変えたといっても、結局、
表音文字
から別の表音文字に変えただけなので、
(アラビア文字も、文字は発音を表しているだけで、文字自体に意味は無い)

日本語をローマ字アルファベットに書き換えるようにしたのとは、
まったく次元が違います。

日本語は世界的にみても特殊な言語

日本語というのは、非常に特殊な言語です。

まず、日本語は、「漢字」を使いますね。
「漢字」は表意文字で、文字自体に意味があります。

しかも、熟語があって、同じ漢字を使っても、並び替えただけで、
違う意味を持つようになっています。

「本日(today)」と「日本(Japan)」とか、
「会社(company)」と「社会(society)」とかですね。

このお陰で、同音異義語も誤解なく意味を簡潔に表現して伝えることができます。

【貴社の記者は汽車で帰社した。】
これが全部表音文字だったら、どうですか?

日本語であっても(カタカナ表記)、
表音文字だけだと、意味がよくわかりませんよ。

【キシャノキシャワ キシャデ キシャシタ。】

さらにそれをアルファベットにしたとしたら、
Kisya no kisya wa kisya de kisya sita.

日本語で書かれた文章のように、一瞬で意味を理解することは
できませんね。

ちなみに、何かと最近ニュースに出てくることの多い
半島国で使われている文字は、

「漢字が自分達のオリジンではないから」という理由で、
ハングル文字のみを採用することにしたそうですが、
ハングル文字も漢字に似たような形をしていますが、
所詮、表音文字に過ぎないので、
同音異義語を区別して表現することができません。


やっぱり、感情でなくて、理詰めで取捨選択の決定を
我々は続けていきたいものです。


日本語で用いている「漢字」というのは、
「中国」由来の文字ではあります。


でも、現代中国語の語彙の
大部分は、日本から『輸出』したものです。


明治維新の時代、日本の漢語学者が西洋文化を翻訳するときに新たに
大量の熟語を『発明』していったわけですね。


「微分」「積分」「自由」「人民」「共和国」「図書館」「会社員」などなど、
その時代に作成された単語の具体例を挙げれば キリがありません。

日本語は表音文字も表意文字も使う

日本語の良いところは、漢字という表音文字を使いながらも、
つなぎにはひらがなという表音文字を使い、
外来語には、ヘブライ語由来のカタカナという表音文字を使うというところですね。

ラテン・アルファベットも使われることがあります。

これのお陰で、外来文字を非常に簡単に日本語の文章に取り込むことができます。


まさに、「和洋折衷」で、メリットがあればそれを取り入れて
活用していく。。。

これからも、この良き気質は引き継いでいきたいところです。

「先生の日」に使われるフレーズとは?

あなたにも、お世話になった先生がたくさんいることでしょう。

11月24日には、 色々なところで、先生への感謝の気持ちをこめて、
Öğretmenler Günü kutlu olsun!
というフレーズが使われます。

直訳すると、
「先生達の日が祝福されますように」という意味になります。

トルコ語には、第三人称を主語にとった命令形があります。

ここでそれが使われています。

意訳すると「先生の日、おめでとうございます!」となります。

これを機に、お世話になった恩師に、
感謝の意を伝えてみてはいかがでしょうか。


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