最近、「全世界的で、手紙を書いて送ろう!」
というキャンペーンがあったこともあって、
郵便制度について、関心が高まったことがありました。
日本の場合、郵政 民営化されたため、
郵便事業は、形式上は、私企業ですが、
実質的には国営企業で、
郵便会社が日本国内の郵便物を責任を持って運搬しているのではないでしょうか?
日本人として、この感覚があると、
後戻りできない失敗を犯すことになりかねませんので、
トルコの郵便事情について、
絶対に気をつけておかなければならないポイントを、
この記事でご紹介します。
トルコの郵便事情を請け負っている会社とは?
トルコの郵便事情を扱っているのは、
「Ptt (ペー テー テー)」という黄色い看板を掲げた国営企業です。
手紙・小包などをトルコ国内から、送りたい場合、
黄色い 「Ptt 」と書かれたというオフィス(トルコの郵便局)に行き、
切手をそこで買って貼るか、
あるいは、送料をそこで払うかすれば、
海外へ手紙を送ることができます。
これは、まぁ、日本人としての感覚としても普通ですよね。
問題は、海外からトルコ国内へ郵便物を届けたいときです。
日本から、トルコ国内の住所に郵便物を送ってもらいたい時に
気をつけるべき点とは?
海外から、例えば、日本から、トルコの住所に
郵便物を送ってもらいたいときがあるとしましょう。
ここで最も気をつけるべきことは、ずばり、
トルコ国内への郵便物は、
基本的に届かない!
ということです。
これには、色々な理由が考えられます。
まず、各家庭には、日本では普通にあるような郵便受けがないというのが挙げられます。
高級集合住宅の場合、地上階に、郵便受けがまとめてあることがありますが、
その郵便受けは、ビルのセキュリティがかかったドアの中にあって、
ポストマンが中に入れないこともあって、
その郵便受けまで郵便物を入れ込みに行くのを簡単に諦めるのです。
そのビルのドアの下の隙間から、差し込んだり、
隙間がなかったら、ビルの入口のドアの前に、
『置いて』(実質、路上に「捨てている」のと同じ)
「配達完了」とみなされるのです。
そのビルまで持ってきてくれればまだいいものの、
どこか不明の地点で止まっていて、
そこから配達されずにとどまっているということもしばしばです。
トルコへ郵便物が届くかどうかを実際に試した結果
トルコに住んで長い人は経験上、10人中10人が、
「トルコへは大事な手紙を送るな。
なくなってはいけないものは送るな。
なくなったってどうでもいいものなら、送っても構わんけど。」
と言います。
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「まぁ、それって、どんなもんなのかなぁ?」と思い、
実験に協力してくれる人が日本にいたので、
試しに郵便物を送ってもらいました。
1回目に送った郵便物は、奇跡的に、届きました。
2回目、別の住所に送ってみてもらった郵便物も、奇跡的に届きました。
3回目、2回目に奇跡的に届いたのと同じ住所に、
同じ形式で送ってもらいました。
今度は、6ヶ月以上経った今も、届いていません。
トルコの郵便事情を考慮に入れた場合どうすることが賢明なのか?
というわけで、この記事の重要ポイントは、
「なくなると困る重要書類は、
決して郵便でトルコ国内の宛先に送ってはいけない!」
ということです。
日本からの重要な書類が必要な場合、どうすれば良いか?
どうしても、日本から重要な書類を送ってもらう必要がある場合、
郵便以外の方法で入手することが可能です。
などが解決策として考えられます。
トルコの郵便事情のまとめ
くれぐれも、無くしては困るもの、
コピーを取ったりできず、紛失してはいけないものなどを、
トルコの国内の住所に、
郵便で送ることのないように、ご注意くださいね。
なくなったものは、責任の所在がどうあろうとも、
とにかく戻ってきませんから。
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