本日、4月20日は、
4月に入ってしばらく経ち、
春の雰囲気でヌクヌクしていたのに、
冬か?と思うぐらいとても寒く、
雨も降り、雹(ひょう)まで降りました。
雹(ひょう)とは?
雹(ひょう)とは、積乱雲から降る直径 5 mm 以上の氷の粒のことをいいます。
もし、その直径が5 mm よりも小さい場合、これは、
「霰(あられ)」と呼ぶことになっています。
つまり、雹(ひょう)の方が霰(あられ)よりも大きい、ということですね。
それにしても、なんか、どれもこれも漢字が似ていますね。。。
雹(ひょう)
霰(あられ)
ついでに、
霧(きり)
雷(かみなり)
覚え方:幾重にも幾重にも雨で「包」みまくって、大きくなったのが「雹」。
それが「散り散り」に砕け「散」って小さくなっちゃった方が「霰」
とでも覚えておきましょうかね。
ついでに、雷について。田んぼに落ちるのが雷(かみなり)。
稲妻(いなづま)は、空中で放電が起きる現象のことをいいますが、
この放電が起きると、稲が良く育ち、豊作になるため、
「稲」の「妻」ということで、「稲妻」と言われるようになったといわれています。
これには、科学的(化学的)根拠があり、
空中で窒素(N2 ガス)が、電気の力で、窒素化合物となり、
稲の天然の窒素肥料となるため、稲がよく育つのです。
ところで、トルコ語では、そんな雹と霰の
大きさの違いなんかどうでもいいらしく、
ヒョウもアラレも区別なく、
dolu と言います。
ちなみに、英語でも 大きさによる区別はなく、
ヒョウもアラレも
hail (ヘイル)と言います。
「言葉」が先か、「概念」が先か?
言葉があって、概念を表現するのか、
概念があって、言葉が生まれるのか、
言語学者はいつもそれを論題にしたがりますよね。。。
我々が ヒョウ とアラレを区別するのに、
トルコ語 英語ではその区別がない。
同様に、我々が「雪」としか言わないものでも、
イヌイット エスキモーは、それを非常に細かく分類して、
52の表現で区別してきたのだとか。。。
まぁ彼らにとったら、
雪の状態で、現に自分たちの生死が関わっていたので、
52の『雪』の違いというのは、本当に重要な指標なんでしょうね。
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はじめに言葉があって、概念を表現するのもあるとはいえ、
やはり、生活の状況に応じて、新たに言葉も生まれてくるんじゃないでしょうかね。
「インターネット」とかですね。
まぁ、「インターネット」も新しいものとはいえ、奥が深いですが、
これも、極論すれば「軍事技術」の発展系なんですが。。。
あまり、深入りはしないでおきましょう。
ヒョウ アラレ 雪などのまとめ
- 雹(ひょう)は直径5ミリ以上
- 霰(あられ)は直径5ミリ以下
- エスキモー イヌイットは、雪を52分類してきた
まず言葉があって概念を認識できるとはいえ、
状況に応じて新語も作り出されていく
雹(ひょう)に打たれないよう、注意しましょう。
過去には、エジプトやイスラエルで、かなり多くの人が、
雹(ひょう)に打たれて死んだと言われています。
我々も、下手すると、死んでしまいますから。
雹(ひょう)には注意しましょう。
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