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クーデター明けのイスタンブール。道路は静かでいつもほど賑やかでない

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トルコイスタンブール現地時間の午前1時30分あたりから、
午前5時くらいまで、つまり4時間くらい
爆弾が爆発するような轟音や、
銃声が鳴り響き、

軍事ヘリコプターや
戦闘機が超低空飛行をしていたようで、
まったく寝られなかったです。

クーデター中は、爆音が約4時間続いた

エンジン音は色々聞き分けるのが元々好きでしたが、
この時ばかりは、命の危険を感じましたね。

爆発による爆風を、部屋の中にいても頬で感じました。

なんども、ミサイル発射音?みたいな音が
耳をつんざき、
建物もそれで揺れました。
どこに何を発射しているんだろうかと、非常に心配になりました。

威嚇射撃にしろ、そうでないにしろ、
物理を少しやっていればすぐわかることですが、
実弾を空中に発射した場合、
空気抵抗をほぼ無視すると、
重力に打ち勝って、地球から出て行くような速度で発射しないかぎり、
実弾は、発射された初速と同じ速さで地面に着弾します。

だから、威嚇射撃といっても、発射された実弾は
必ずどこかには着弾しているんですよ。
しかも、どの角度で発砲したとしても、
発砲されたのと同じ速度(正確には速度じゃなくて、速さで)で着弾するんです。

それゆえ、威嚇射撃といっても、とてもとても危険なんですよ。

そのクーデターがあってから数時間後の朝、街は
静かになっています。
トルコイスタンブールの大通り クーデター明けでひっそりしている画像


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いつもなら、常に渋滞していて、
四六時中クラクションがなりっぱなしの混雑した道路ですが、
さすがに、今日は、すっからかんで、
「これじゃ、この道路の上で寝られるんじゃないか?」
と思えるほどです。

このクーデターの影響で、
日本政府は、「トルコの現地邦人の安否確認をするように要請した」とのことですね。
「本当なのか?」と思っていたら、
安否確認の電話がかかってきました。

政府職員も大変でしょうよ。。。

全員が全員電話に出るわけじゃないだろうしね。。
なにはともあれ、お疲れ様です。

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