ブロッシュア・パンフレット等の呼び名が各言語で入り乱れすぎていてややこしすぎる件:文書 書籍 本 小冊子 雑誌 ブックレット マガジン ジャーナル などの違い

トルコ イスタンブールで一匹の猫が右を向いてシッポを上げている写真 画像

国際会議に出席して、
例えば、英語、トルコ語、ロシア語の話者がカウンターに行って、
それぞれ「【ブロッシュア】を下さい」と言ったら、
【パンフレット】を手渡され、
「これじゃないんですよ、【ブロッシュア】が欲しいんですよ!」
「これが【ブロッシュア】じゃないですか!」
「いーや、これは、【パンフレット】ですよ!」
「いーや、これは【トラクト】ですよ!」
「何を言っているですか、これは「ビラ」でしょ!」
「これ、【リーフレット】って言うに決まってるじゃない~」
「え?【小冊子】じゃなかったでしたっけ?」
「わたくしは、マガジンが欲しいんですよ!早く下さい。」
「あーだ、こーだ」・・・・。

もーねぇ、ほんと、
文書、書籍、雑誌、ブックレット、ジュルナール、ジャーナル、パンフレット、本、ブック、ブロッシュア、トラクト、ビラ、フライア、リーフレット・・・

似て非なるもので、かつ、各言語で同じ呼び名のものが、
違うものを意味していることもあり、
もう、ややこしすぎてほんとに嫌になってくるので、
ここで、バシッと 一覧表にして、
まとめておきます。

日本語でいうところの「文書」とは?

日本語:文書
英語:literature (リタラチャ)
トルコ語:yayın(ヤユン、単数形), yayınlar(ヤユンラール、複数形)
ロシア語:ポブリカツィ
イタリア語:letteratura (リテラトゥーラ、英語に似ている。単数形も複数形も同じ。)

日本語でいうところの「書籍・本」とは?

日本語:書籍・本
英語: book(ブック、単数形)、books(ブックス、複数形)
トルコ語:kitap(キタップ、単数形)、kitaplar(複数形、キタップラール、複数形)
ロシア語:クニーガ(単数形)、 クニーギ(複数形)
イタリア語:libro(リブロ、単数形)、libri(リブリ、複数形)

まぁ、この辺まではいいでしょう。

問題はここからです。

日本語でいうところの「パンフレット」とは?

日本語:パンフレット
英語:track(トラクト、単数形)、tracks(トラクツ)
トルコ語:Broşür(ブロッシュール、単数形)、 Broşürler(ブロッシュールレール、複数形)
ロシア語:ブクリヤット
イタリア語:volantino (ヴォランティーノ、単数形)、 volantini(ヴォランティーニ、複数形)

解説:世間一般には日本語で「パンフレット」というのは、
複数のページがあって、ホチキスで背が閉じてあるようなものを
意味するが、我々は、
一枚ものの紙切れを「パンフレット」と呼びます。

でも、英語では、これを、トラクトといいます。
イタリア語では全然 別でヴォランティーノ。全然違っていればまだいいのですが、
ややこしいのは、似ていたり、別のものと同じ単語を使うことです。

ロシア語では「ブクリヤット」で、ブックレットに似ています。
でも、ブックレットとは、英語では、後述するように、「小冊子」を意味します。

ややこしさに拍車をかけるのが、
トルコ語では、この一枚ものの紙切れをを、なんと「ブロッシュア」ということです!
んもぉぉぉーー・・

日本語でいうところの「ブロッシュア」とは?

日本語:ブロッシュア
英語:brochure(ブロッシュア)、brochures(ブロッシュアズ、複数形)
トルコ語:dergi(デルギ、単数形)、dergiler(デルギレール、複数形)。但し、分類上は、kitapçlıklar(キタップチルックラール、複数形)に分類されている。
ロシア語:ブロッシュラ
イタリア語:opuscolo(オプシュコロ、単数形)、opuscoli(オプシュコリ、複数形)

解説:日本語と英語で、ブロッシュアに関しては同じ単語を使います。
でもトルコ語は後述のように、雑誌も『ブロッシュア』も「デルギ(雑誌)」と呼びます。
普通にトルコ語で dergi というと、世間一般には「雑誌」を意味します。
でも、我々は、「ブロッシュア」をトルコ語で「デルギ」(『雑誌』)と呼んですよね!)
トルコ語では、「ブロッシュア(日本語)」を「ブロッシュア」と呼ばないんです!
んもぉぉぉぉーー・・・・ややこしぃーーー。

日本語でいうところの「小冊子」とは?

日本語:小冊子
英語:booklet(ブックレット)、booklet(ブックレッツ、複数形)
トルコ語:kitapçlık(キタップチルック、単数形)kitapçlıklar(キタップチルックラール、複数形)
ロシア語:
イタリア語:opuscolo(オプシュコロ、単数形)、opuscoli(オプシュコリ、複数形)

解説:日本語ですら、「ブロッシュア」か「小冊子」かを見分ける判定基準は不明です。
ただ、【この文書は「ブロッシュア」で、この文書は「小冊子」である】といった具合に、
明確に分別されています。
ただし、その分別の際の判定方法が不明ですが。。

日本語でいうところの「雑誌 」とは?

日本語:雑誌
英語:magazine(マガジーン、単数形)、 magazines(マガジーンズ、複数形)
トルコ語:dergi (デルギ、単数形)、dergiler(複数形、デルギレール)
ロシア語:ジュルナール
イタリア語:rivista リヴィスタ(単数形)、 riviste (リヴィステ、複数形)

解説:トルコ語では、【ブロッシュア】も【雑誌】も同じ呼び名「デルギ」で呼びます。

文書 書籍 本 パンフレット ブロッシュア 小冊子 雑誌 ブックレット マガジン ジャーナル などの違いのまとめ

別物を同じ単語で呼び、同じものを別物の単語で呼びます。
言語が違うと単語が入り乱れすぎていて、現場では、もう大混乱です。

上述の一覧表を元に、皆様には、
なんとかこのややこしい作業をこなしていっていただきましょう。


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