先日、トルコ イスタンブールでは街中に羊と羊飼いがいる!?にて、
キツイ坂道を羊が羊飼いに連れられて登っている様子の写真をお知らせしました。
この写真はこのウェブサイトでも人気のようで、
人気の記事の上位にあります。
イスタンブール 街なかの遊牧なので羊も信号をわたる
街なかで見られるんですから、
当然、羊も羊飼いも信号を渡ります。
(日本を離れて数年になるので、
だんだん、日本語を忘れつつありますね。。。)
この「信号を渡る」という表現が正しいのか、正しくないのか、考えないとわからない状態になりつつあります。
だって、「渡る」のは「交差点」を渡るのであって、「信号を渡る」わけじゃないじゃないですか?
でも、一応日本語では、そう言いますよね。
これに関連して、結果を表す動詞ってのがあります。
お湯をわかす。穴を掘る。とかですね。
お水を沸かした結果、お湯を得られる。
地面を掘って、穴を作り上げる。という感じですね。
穴は穴であって、それは掘れませんから、『穴を掘っ』ても、
ショベルは空振りに終わりますが、地面を掘って穴を完成させるんですよね~。
この辺の議論は、認知言語学の範疇(はんちゅう)に入るのですが、
日本語の不思議というのは、奥が深いです。
あと、授業後に日番が「黒板を消す」ってのも私にとっては不思議な表現でありまして、
「教室にある黒板を、パッて魔法のように消してしまう」のと、
「黒板にチョークで書いてある文字列を、黒板消しを使って、擦り消し去る」のとは意味が違いますが、
もっぱら後者を意味しますよね。
直訳すると、「黒板そのものをパッと消してしまう」方が意味としては正しい気がするんですが。
まぁ、誰にこの話をしても、
「そんなことフツーの人は考えない」、って一蹴(いっしゅう)されてしまうんですが、
誰か、こんな議論に興味ある人いませんか?
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ところで、
羊さんたちは、街なかを、羊飼いに連れられて歩いているんですが、
当然信号もありますし、車道もありますから、車道も渡ります。
しかしまぁ、やっぱり羊さん達(英語ではsheepは、単複同形、つまり、単数形と、複数形が同じ形。
しかし、勘違いしないでください。単数形も複数形も同じ形なんであって、「複数形がない」、というのとは違います。
単数形がsheep、複数形もsheepです。)は従順ですよね~。
たった二人の羊飼いが前後に居るだけで群れを統率できるんですから。
猫さんたちをこんな風に統率するのは、まぁ考えられませんね。
動物はそれぞれ性格が違いますね。
多様性が面白いところです。
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